エアコンクリーニングの新常識

エアコンクリーニングのドレンパン外しが重要な理由

ドレンパンとは、エアコンの下部分にあり、熱交換器が結露することで発生する水が漏れるのを防ぐために取り付けられているパーツです。ドレンパンは、水漏れを防ぐという役割上、どうしても水が溜まってしまう部分です。そのため、カビが発生しやすく、汚れも溜まりやすいという特性があります。さらに、このドレンパンはエアコンの内部に位置し、カバーを開けただけでは掃除をすることが困難なため、カビや汚れが放置される傾向にあります。 しかし、年に1回程度しかエアコンクリーニングをしないのであれば、ドレンパンをしっかり掃除しないとカビや汚れがどんどん溜まってしまうことになります。カビが発生した状態で放置しておくと、臭いや健康被害の原因になる恐れがあります。エアコンクリーニングの頻度が少ないご家庭ほど、クリーニングの際にドレンパンを掃除して、カビや汚れを取り除くことが重要です。

エアコンのドレンパンはカビだらけ!

エアコンは様々な部品で構成されていますが、中でもドレンパンはもっともカビが生えやすい部品と言えます。ドレンパンはエアコンの内部に生じた結露の水を外に漏らさないための受け皿です。用途の性質上、頻繁に汚水が触れることになります。汚水は少量なので時間がたてば蒸発しますが、汚水に含まれているカビなどの汚れはそのまま付着します。何度も汚水の付着と蒸発が繰り返され、結果としてドレンパンが目に見えないカビにまみれた状態になってしまうのです。見た目は普通でも実際はカビだらけの不潔な状態なので、エアコンを動かすとカビ臭い風が吹き出てしまいます。体への悪影響も少なくないので、ドレンパンは定期的なクリーニングが必須と言えるでしょう。 ドレンパンのクリーニングはカビ除去が第一の目的なので、強アルカリ性の洗剤や60度以上の熱水を用いるのが正しい方法です。